奥村家住宅
奥村家住宅は、奥村家が藍商として経営を発展させた文化年間から明治20年(1887年)頃に建てられた藍屋敷です。
主屋は、棟札から文化5年(1808)に建てられ、文政10年(1827)に2階を継ぎ足す増築がされたことがわかっています。明治20年には西座敷が建てられ、当時の贅を尽くした様子を見ることができます。
主屋は屋敷の北寄りに南面して建ち、中庭を囲むように南と東西の寝床(藍染料の加工場)や奉公人部屋など13棟が建っています。
昭和62年に徳島県の有形文化財(建造物)に指定されています。